私の名前って?!
60歳にも手が届きそうな今、おひとりさまの不安満載の私は、一年発起して自分の人生を振り返ってみようと思いたちました。人に過去の話をすると「小説になりそうな人生ね」と必ず言われる まさにジェツトコースターのような人生でした。いえこの場合過去形ではありませんね。まだ私の人生は現在進行形ですから・・・
そもそも、親が選んでくれた名前が、占い師曰く「孤独運の持ち主」でした。そしてまさにその占いは良く当たり(デパートの片隅を仕切っていたインチキ臭いおばさん占い師だったのに)
私は実に孤独なのです。信じるも信じないも単なる占い、なのに何故かそれはまさに的中してしまいました。
私は じっと手のひらを見つめました。女の場合手相は右で見るんだっけ?いや左か
そもそも手相なんか見れないし、手相にも「孤独運」てあるんだっけ?
いや、名前そのものが運命を担っているのだからどうしょうもないじゃないか?
そして、皮肉にも私は住民届も出せず 偽名を使って何年か過ごすことになるのです。
世のお父様 お母様今は洒落た名前があふれておりますが、神社とかで字画など観ていただいて お子さまにつけているのでしょうか?名前は一生背負い、人生を左右するものです。私は父が適当に、いや選んでくれたのでしょうがつけてくれたものです。
その後、父は初孫の私の息子にも 名前を付けてくれたのですが、ある偉人の名前を
付けてくれたつもりが 同音異句語を感違えして付けてしまい、初孫もまた運命に翻弄されることになってゆくのです。
では、徐々に私「孤独運な名前の持ち主」の人生を振り返ってゆきたいと思います。
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